ホームページ制作を行う上で必要になってくる写真ですが、どのようにして写真を集めてくるのか、また撮影したほうがいいのかお悩みの方も多くいると思います。
今回は素材写真のメリットやデメリット、プロカメラマンに依頼してから撮影などを踏まえて紹介していきます。
ホームページに使う写真素材は「カメラマンに依頼」か「素材サイトから入手」
ホームページに使用する写真は、カメラマンに依頼をして撮影したり、素材サイトから写真をダウンロードする事ができます。
ホームページ制作会社の専属カメラマンを使うことや、自身のサイトイメージにあった写真を撮影してくれるカメラマンに問い合わせをして依頼する事もできます。
写真素材は自身でダウンロードするよりも制作会社に依頼をして、提案されたものの中から選んでいくと良いでしょう。
素材をダウンロードする場合
目当ての写真を、素材サイトからダウンロードする方法です。
まずは、ホームページに必要な写真のイメージを明確にし、イメージに近い写真を検索してダウンロードします。
代表的な 素材サイトは Adobe Stock や unsplush などです。
しかし、ダウンロードした写真をそのまま使うわけではなく、ホームページに合わせた色味に調整したり、WEBに最適な形式に変更するなど、少々専門的な知識が必要になってきます。
基本的には、制作会社に、求めている写真のイメージを伝えて、提案された写真の中から選ぶと良いでしょう。
素材をダウンロードする場合のメリット
- 何億枚の中から写真選び、自身のサイトに合わせた写真を選び使う事ができる。
- 低コストで写真素材を入手できるので、写真撮影を行うことがなく予算を抑える事ができる。
- 自身のサイトのイメージに合わせて写真素材を選ぶ事ができ、「イメージと違った」などの、問題がなくスムーズにサイト制作ができる。
素材をダウンロードする場合のデメリット
- サイトのオリジナリティがなくなって。
- 全て写真素材を使うとサイトの統一感を持たせるのが難しい。
- 大まかな素材は検索して出てくるが、細かな素材は出てこない。
素材のダウンロードができても商用利用禁止の場合があるのでご注意を!
素材の撮影をプロのカメラマンに依頼する場合
ホームページに使う素材の撮影をプロのカメラマンに依頼する場合、まずはホームページの制作を依頼した制作会社に相談しましょう。
ウェブ制作会社には、専属のカメラマンや提携の写真スタジオがある場合が多く、スムーズに撮影することが可能です。
制作会社がカメラマンを用意できない場合は、自分で探すことになりますが、基本的には「制作会社に任せる」一択です。
カメラマンに依頼する場合メリット
- サイトのイメージに合った写真を撮影できる。
- サイトの統一感を持たせる事ができる。
- 写真素材の検索には出ないような写真も撮影してPRできる。
カメラマンに依頼する場合デメリット
- サイトに使う写真しか撮影しないので、色々な写真を選ぶ事ができない。
- 写真撮影をする事でコストが追加でかかってくる。
- イメージと違った写真があるかもしれない。
求めているイメージを明確に伝えることが大切です!
自分で撮影するのはNG?
最近ではスマートフォンで撮影しても十分綺麗な写真が撮れます。
ブログに掲載したい写真などはスマートフォンで撮影したもので正直十分です。
しかし、初めてサイトを訪れたユーザーにとって「サイトのデザイン・写真・文章」が第一印象になります。
一度ついてしまった印象を後から塗り替えるのは骨の折れる作業です。
せっかく、高額な制作費を払って制作するホームページなのであれば、写真もプロに任せるのが賢明です。
結局どっちがいいの?
ここまで、ホームページに使う素材の調達方法についてご紹介しましたが、それぞれにメリット、デメリットがあることをご理解いただけたと思います。
それを踏まえたうえで、「結局どっちがいいの?」と思った方は、ホームページを制作する目的で考えてみましょう。
こんな人には素材ダウンロードがおすすめ
- とにかく安くホームページを作りたい
- 実店舗や商品がなく、サービスのイメージを伝えたい
- ホームページに関するこだわりが無い
こんな人はプロカメラマンへ依頼するのがおすすめ
- 商品、サービス、企業の魅力を伝えたい
- 競合他社との差別化を図りたい
- ホームページで成果を出したい
素材写真の種類と相場料金
素材写真の種類は多く、建築写真の外装と内装や、求人募集や会社概要などに使う人物写真など様々です。
写真素材をダウンロードする場合やカメラマンが撮影をしてその写真を素材にする事もできます。予算とクオリティに合わせて選びましょう。
会社や店舗の写真
会社の外観写真や内観写真を魅力的に撮影する事でサイトの雰囲気も明るくみえ会社のイメージアップにも繋がります。
店舗の場合には内装にこだわりが強い場合はその部分を強調した撮り方をしたり、カメラマンがいる場合は撮影して欲しいところを伝えましょう。
会社・ 店舗写真の相場
建築写真の料金はピンからキリまであります。
カメラマンによって料金は変わりますが3万円から10万円ほどで撮影ができます。
一般住宅の撮影は数万円ほどで撮影を行い、モデルルームなどの商業的な撮影になれば数十万単位の撮影になります。
カット数によって料金設定が変わるカメラマンや1時間の中で無制限に撮り続けるカメラマンもいますので、事前にどの様な撮影方法でどのくらいの値段になるか見積書をもらうのもいいでしょう。
オプションでドローンでの空撮や、夜景での撮影、フォトブックの作成もできる場合があるので気になる場合はカメラマンに聞くのもいいですね。
人物写真の撮影
ホームページ制作する上で人物写真はとても大切です。
企業の社長やスタッフのプロフィール写真、WEBサイトの求人募集やお問い合わせ部分に人物の写真を使うことで見た人がイメージしやすくなります。
人物撮影の相場
プロカメラマンに撮影を依頼した場合相場は4~5万円ほどで、撮影にかかる時間やカット数で料金が変わる事もあるのであらかじめ内容を確認しておきましょう。
企業ホームページでのモデルが必要な場合はあらかじめにアポイントを取り、衣装やヘアメイクさんを必要とするかしないかなどの確認もしましょう。
商品写真の撮影
WEBサイトに自社商品を撮影したいとお考えの方が多いと思います。その際にカメラマンに依頼をして撮影を行う時に色々な方法や料金設定があります。
商品撮影では自社商品のコンセプトやこの部分を強く推したいなどの思いがあります。
カメラマンの腕をポートフォリオなどで確認をして「このカメラマンなら大丈夫!」と決めて撮影を依頼しましょう。
商品写真の相場
商品写真の料金は1商品3000~5000円ほどで商品の数が多い場合は1時間で2~3万円ほどになります。
商品スタジオに持ち込んでの撮影や自社、店舗内での撮影は料金が異なる場合がありますので料金の確認が必要です。
ヴィジュアル、イメージ写真の撮影
ヴィジュアル、イメージ写真はホームページの顔となる部分です。
初めにホームページを見た人が、このサイトをもっと見たい!」と思ってもらえる様なインパクトがある写真が必要になります。
モデルを使っての撮影を行う場合にはモデルの段取りも必要です。撮影によっては小物の手配や写真撮影後の合成なども行いサイトに適した写真を作り上げます。
ヴィジュアル、イメージ撮影の相場
ヴィジュアル、イメージ写真の相場は8000円〜2万円ほどです。
モデルの段取りやヘアーメイク、撮影に必要な小物も追加になることもあります。
プロのカメラマンはどうやって見つける?
最近ではインスタグラムやカメラマン紹介サイトでプロのカメラマンを選び、依頼をする事も可能ですがホームページ制作会社にカメラマンの相談をする事が一番いいと思います。制作会社がどのような写真が必要かを判断して、その撮影に合わせてカメラマンを手配してくれるので迅速かつ確実になります。