【2025年版】主要SNS広告(Instagram / Facebook / TikTok / X / YouTube / LINE)の特徴・広告フォーマット・ユーザー規模(日本)・費用感、そして最初の14日でやるべき運用手順をまとめました。
※注:本記事の「ユーザー規模」は、各社の広告管理画面・広告リーチ(到達可能推定)を含みます。
月間アクティブユーザー(MAU)とは一致しない場合があります。数値は変動するため、記事末尾に出典を記載しています。
Contents
Instagram広告(Meta広告)
特徴
- ストーリーズやリールなど縦型・全画面の没入体験で、短時間でも印象に残りやすい
- 写真・動画中心のため、商品/サービスの魅力を直感的に伝えやすい
- 「フィード」「ストーリーズ」「発見(Explore)」「リール」など多様な掲載面に配信できる
主な広告フォーマット(代表例)
- ストーリーズ広告:縦型全画面で端的に訴求しやすい
- 写真広告:フィードに自然に混ざり違和感が少ない
- 動画広告:自動再生で注目を集めやすい(冒頭数秒が勝負)
- カルーセル広告:複数画像/動画で特徴・事例・流れを伝えやすい
- コレクション広告:商品一覧→詳細確認→購入導線を作りやすい
ユーザー規模(日本・2025の目安)
- 広告ツール上の推定:57.5 百万人(2025年初頭)[1]
費用感(考え方)
- 運用型(オークション)なので、費用はターゲット・競合・クリエイティブ品質で変動します
- 広告だけでなく、リンク先(LP/フォーム)まで含めて最適化すると成果が安定しやすい
おすすめ運用手順(最初の14日でやること)
- 1〜2日目:目的(問い合わせ/購入/来店)とKPIを決める。Metaピクセル・イベント計測を確認。
- 3〜4日目:クリエイティブを最低5〜8本用意(画像/短尺動画/訴求違い)。LPの離脱ポイントも点検。
- 5〜7日目:少額でテスト配信(勝ち筋探し)。配置は広め(自動配置)+クリエイティブ勝負。
- 8〜10日目:数値で整理(クリック率/LP到達/問い合わせ率)。悪いものは停止、良いものに寄せる。
- 11〜14日目:良い広告を微増額(急に上げない)。反応の良い型を基準に追加で3〜5本を投入して更新。
Facebook広告(Meta広告)
特徴
- ビジネス層にも届きやすく、BtoBのリード獲得とも相性が良い
- 興味関心・属性・類似など、ターゲティングの選択肢が多い
- 配信/停止/再開がしやすく、運用のコントロールが効く
ユーザー規模(日本・2025の目安)
- 広告ツール上の推定:16.2 百万人(2025年初頭)[1]
費用感(考え方)
- 運用型(オークション)で変動。少額から開始できるが、最適化には一定の学習データが必要
おすすめ運用手順(最初の14日でやること)
- 1〜2日目:目的に合わせて「サイト誘導」or「リード獲得(フォーム)」を決める(BtoBはリードフォームも有効)。
- 3〜4日目:訴求を2〜3パターン作る(例:価格/実績/スピード)。事例・口コミ・実績数字があると強い。
- 5〜7日目:配信開始。オーディエンスは最初から絞りすぎず、反応を見て調整。
- 8〜10日目:問い合わせの質を確認(無関係な問い合わせが多い→訴求・フォーム項目を調整)。
- 11〜14日目:反応の良い広告を中心に、類似・リターゲティングを追加して層を広げる。
TikTok広告
特徴
- 縦型ショート動画で視覚・聴覚に訴求しやすい
- 「広告っぽい動画」より「投稿に溶け込む動画」が強い
- 運用型(インフィード)でスモールスタートしやすい
主な広告フォーマット(代表例)
ユーザー規模(日本・2025の目安)
- 広告ツール上の推定:26.9 百万人(18歳以上)(2025年初頭)[1]
費用感(考え方)
- 運用型はオークションで変動。まずはクリエイティブ量で勝ち筋を探すのが定石
おすすめ運用手順(最初の14日でやること)
- 1〜2日目:計測(ピクセル/イベント)を設定し、目的(CV/誘導/認知)を明確化。
- 3〜4日目:動画を最低8〜12本用意(冒頭フック違い・尺違い)。まず量で当たりを探す。
- 5〜7日目:インフィードでテスト配信。最初はターゲットを絞りすぎず、配信データを集める。
- 8〜10日目:勝ち動画の「冒頭3秒」を別案にして増産。視聴維持が悪い動画は差し替え。
- 11〜14日目:当たり訴求を軸に、Spark(投稿連動)やLP改善でCV率を底上げ。
X(旧Twitter)広告
特徴
- 速報性・会話・拡散が強く、キャンペーンや話題化と相性が良い
- 投稿(ポスト)をベースに、自然に広告配信しやすい
主な広告フォーマット(代表例)
- Image Ads / Video Ads / Carousel Ads など[8]
- Vertical Video Ads(全画面・サウンドオン)[8]
- Amplify / Takeover などのプレミアム枠も用意[8]
ユーザー規模(日本・2025の目安)
- 広告ツール上の推定:70.9 百万人(2025年初頭)[1]
費用感(考え方)
- 運用型(オークション)で変動。クリック目的だけでなく、認知→指名検索→CVの設計も相性が良い
おすすめ運用手順(最初の14日でやること)
- 1〜2日目:「サイト誘導」or「エンゲージ」を決め、投稿文(ポスト)を複数案用意。
- 3〜4日目:画像/動画の訴求違いを5〜8本作る(短文・結論先出しが基本)。
- 5〜7日目:配信開始。最初は広めに配信し、反応が良い層(興味/キーワード)を発見する。
- 8〜10日目:成果の良い投稿文を残し、悪いものを差し替える(改善は“文言×画像”の組み合わせで)。
- 11〜14日目:勝ち訴求を軸に、動画(特に縦型)へ寄せて拡張。
YouTube広告
特徴
主な広告フォーマット(代表例)
- スキッパブル インストリーム(5秒後にスキップ可)[2]
- ノンスキッパブル / バンパー(6秒など)[5]
- インフィード(検索結果・ホーム・関連枠など)[3]
- Shorts / Masthead / Pause など[4]
ユーザー規模(日本・2025の目安)
- 広告ツール上の推定:78.7 百万人(2025年初頭)[1]
費用感(考え方)
- 例:スキッパブルはCPV(一定時間視聴/操作)やインプレッション課金など、目的により課金が変わります[2]
おすすめ運用手順(最初の14日でやること)
- 1〜2日目:Google広告で目的を決める(視聴/誘導/コンバージョン)。計測(タグ/コンバージョン)を確認。
- 3〜4日目:動画を2〜3本用意(例:6秒/15秒/30秒、冒頭違い)。
- 5〜7日目:スキッパブル+インフィードでテスト配信。まず反応の良い訴求と視聴維持を確認。
- 8〜10日目:視聴が取れてもCVが弱い場合はLP・オファーを修正。CVが取れる動画に寄せる。
- 11〜14日目:成果の良い動画を基準に追加制作。リマーケティング(視聴者/サイト訪問者)も検討。
LINE広告
特徴
- 日本最大級のリーチ。幅広い年齢層に届けやすい
- トークリスト、LINE NEWS、LINE VOOMなど多様な配信面を持つ
- 初期費用なしで始められる運用型広告
ユーザー規模(日本・2025の目安)
- 月間アクティブユーザー数:9,900万人(2025年6月末時点)[9]
費用感(考え方)
おすすめ運用手順(最初の14日でやること)
- 1〜2日目:目的を決める(友だち追加/サイト誘導/購買)。計測(タグ/イベント)を準備。
- 3〜4日目:静止画・動画を複数作る(例:静止画4本+動画2本)。クリエイティブ差し替え前提。
- 5〜7日目:配信開始。最初は広めに配信してデータを集める(絞りすぎ注意)。
- 8〜10日目:反応が良い訴求に寄せ、悪い広告は停止。友だち追加目的なら「あいさつメッセージ」も整備。
- 11〜14日目:勝ちパターンを増産して安定化。配信面・ターゲットの微調整でCPAを寄せる。
まとめ|目的別に“勝ちやすいSNS”は変わる
- ビジュアル訴求(BtoC・来店・EC):Instagram / TikTok
- ビジネス層・リード獲得:Facebook / YouTube
- 話題化・速報性:X
- 日本の最大級リーチ&友だち導線:LINE
どのSNSでも共通して重要なのは、広告(クリエイティブ)×ターゲット×リンク先(LP/導線)のセット最適化です。
最初の14日で「勝ち訴求」と「勝ちクリエイティブ」を見つけ、そこから改善・拡張していきましょう。
参考資料(出典)
-
DataReportal「Digital 2025: Japan」:日本の各SNSの広告リーチ推定(YouTube / Facebook / Instagram / TikTok / X / LINE 等)
https://datareportal.com/reports/digital-2025-japan -
Google Ads Help「About video ad formats」:YouTubeの動画広告フォーマット概要(スキッパブル等)
https://support.google.com/google-ads/answer/2375464 -
Google Ads Help「In-feed video ads」:インフィード広告の掲載面など
https://support.google.com/google-ads/answer/6227733 -
Display & Video 360 Help「YouTube & partners ad formats」:in-stream / in-feed / Shorts / Masthead / Pause 等の整理
https://support.google.com/displayvideo/answer/6274216 -
Google Ads Help「Non-skippable in-stream ads」:バンパー等の仕様整理
https://support.google.com/google-ads/answer/11462260 -
TikTok Business Help Center「TikTok Auction In-Feed Ads」:インフィード(Spark/Non-Spark)仕様の概要
https://ads.tiktok.com/help/article/tiktok-auction-in-feed-ads -
TikTok Business Help Center「TopView ad specifications」:TopViewの仕様・遷移先など
https://ads.tiktok.com/help/article/tiktok-reservation-topview -
X Business「X Ad formats」:Image/Video/Carousel/Vertical Video/Amplify/Takeover 等
https://business.x.com/en/advertising/formats -
LYCBiz「LINE広告(サービスページ)」:月間9,900万人(2025年6月末時点)等
https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/ -
LYCBiz「LINE広告の費用ガイド」:予算目安(月30万×3ヵ月、友だち追加:月10万×3ヵ月)・課金方式(CPC/CPM/友だち追加)
https://www.lycbiz.com/jp/column/line-ads/technique/20221101/
※本記事の数値・仕様は、上記出典に基づく「2025年時点の情報」です。媒体仕様は変更される可能性があります。